PKシーズン武将:長野業正

武将基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 勢力 | 上杉 |
| 家門 | 上杉家 |
| コスト | 7 |
| 武勇 | 81(+1.29) |
| 統率 | 91(+2.05) |
| 政務 | 65(+0.58) |
| 知略 | 91(+2.05) |
| 速度 | 45(+0.52) |
| 魅力 | 74(+0.82) |
長野業正は、被ダメージの引き受けと敵への制御付与を兼ね備えた武将です。統率と知略が高く、速度が低いため、ターン終了前に行動する回復・制御役として運用できます
(列伝)山内上杉家臣。主家滅亡後も居城・箕輪城を守り、武田信玄の侵攻を6度に渡って撃退した。「業正がいる限り、上州には手は出せぬ」と信玄を嘆かせた智将。
武将特性
| 凸数 | 特性名 | 効果 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 無凸 | 金城鉄壁 | 通常攻撃を受けた時、敵軍が弱体化状態であれば、30%の確率で兵力を回復(回復率52%、統率依存) | ☆☆☆☆☆ |
| 1凸 | 弓槍術Ⅱ | 部隊の足軽・弓兵レベルが2増加 | ☆☆☆☆ |
| 3凸 | 剛猛Ⅱ | 自身が通常攻撃を受ける確率中幅上昇 | ☆☆☆☆ |
| 5凸 | 守勢Ⅰ | 自軍全体の被ダメージが1%減少 | ☆☆☆ |
特性のポイント
- 金城鉄壁+剛猛Ⅱは設計が一貫:剛猛Ⅱで自身に通常攻撃を集め、金城鉄壁で回復して受け切る「引き受け」型
- 固有戦法の高確率分岐(後述)も「前のターンに通常攻撃を受けていた場合」が条件のため、通常攻撃を引き受ける運用が特性・固有の両方に直結する
- 挑発を持つ戦法と組み合わせて敵の通常攻撃を引き受ける運用に適する
- 金城鉄壁の「弱体化状態」の判定範囲(継続状態/制御状態のどこまでを含むか)は要確認
長野業正の武将評価
強み(公式分析ベース)
- 被ダメージの引き受けとデバフ付与(消沈・疲弊)を1人で兼ねる
- 統率・知略がそこそこ高く、金城鉄壁による自己回復で生存力が高い
- 固有は指揮戦法のため、制御の影響を受けず解除もされない(萎縮を除く)
- 速度45の遅さを「ターン終了前に行動する回復・制御役」として活かせる
弱み・注意点
- 消沈のダメージ率は23%→46%と控えめで、自身はメイン火力になれない
- 疲弊の付与は「対象がすでに消沈状態」が条件のため、単独では疲弊を能動的に狙いにくい(消沈を先に付与できる味方が欲しい)
- (対面相性の詳細は対策の項を参照)
Tier評価
Tier1。消沈供給役が必要という編成制約はあるものの、実測で示した通り挑発に頼らず固有が回り、戮力同心込みの継戦力は現環境の耐久副将として最高水準です。ただし剛猛Ⅱ解放(3凸)を実用ラインと見ています。
固有戦法:上州の黄斑(指揮戦法・計略・複数)

- 戦闘中、前のターンに通常攻撃を受けていた場合、37.5%→75%の確率(統率依存)で3ターンの間、自身を攻撃した対象に消沈を付与(ダメージ率23%→46%、知略依存)
- そうでない場合、15%→30%の確率(統率依存)で3ターンの間、敵軍複数(2名)に消沈を付与(ダメージ率23%→46%、知略依存)
- 消沈を付与する際、対象がすでに消沈状態の場合、代わりに1ターンの間、18%→36%の疲弊を付与(統率依存)
- 【大将技】疲弊の基本付与確率が2.5%→5%増加
解説(公式分析+既知仕様から導ける範囲)
- 判定は「前のターンに長野業正が通常攻撃を受けたかどうか」。受けていれば反撃的に高確率(75%)で消沈、受けていなければ低確率(30%)で敵複数に消沈。1ターン目の行動時は後者の判定になる
- この戦法の要点は疲弊の発動。疲弊は制御状態で、対象のダメージを封じられる
- 消沈は継続状態(重ね掛け不可・上書きあり)。この仕様が「すでに消沈の相手には代わりに疲弊」という変換の前提になっており、消沈を能動的に付与できる味方と組むほど疲弊の試行回数が増える
- 公式は「大智不智」を持つ高速の味方との組み合わせを例示。先に味方が消沈をばらまく→長野業正の付与が疲弊に変換される、という流れ
- 継続状態のダメージは付与時点の属性値で確定する仕様のため、消沈ダメージは付与時の知略準拠(付与後の知略変動は影響しない)

戦法伝授:戮力同心(指揮戦法・回復)

- 戦闘中、毎ターン17%→34%の確率(統率依存)で自身と友軍単体の兵力を回復(回復率41%→82%、統率依存)
- 自身の兵力が自軍内で最も低いでない場合、代わりに友軍複数を回復
解説(公式分析ベース)
- 毎ターン判定の指揮回復。自身の兵力状況で対象が「自身+友軍単体」⇔「友軍複数」に切り替わる
- 統率の高い武将に適した伝授。公式は徳川家康、馬場信春、長野業正自身を例示
- 指揮戦法のため制御で止まらない回復である点は、制御環境での価値が高い(指揮戦法の共通仕様)
長野業正の推奨戦法
使えそうな戦法候補は以下の通り。
- S:自立の志
- S:罵詈雑言
- S:戮力同心
- S:三河武士
- S:三河弓兵隊
- S:僧兵
- S:御旗楯無
- S:按甲休兵
- A:生死一顧
- A:休養
結論から書くと、筆者の推奨は戮力同心+統率依存の兵種戦法です。公式ガイドはS自立の志を筆頭に挙げていますが、計算と実測を踏まえると挑発系は非推奨と評価します。
自立の志は敵軍全体への挑発で被ダメを集められ、金城鉄壁の回復機会も増える、相乗効果のわかりやすい戦法です。ただし利得を分解すると見え方が変わります。固有「上州の黄斑」の75%分岐は「前のターンに通常攻撃を受けたか」が条件ですが、敵3名がランダムに殴る前提でも1ターンに1発以上受ける確率は約70%。挑発を回してもこれは約82%までしか上がりません(発動率40%・持続2ターン・上書き不可を考慮した期待カバー率約40%で計算)。つまり挑発が実際に買っているのは被弾回数の上乗せ(8ターンで8回→約14回)だけで、固有の回転には大きく寄与しません。
さらに長野業正は速度45の鈍足グループで、これより遅い武将は20名程度。1ターン目の挑発は実質空振りになります。罵詈雑言も同様で、ねねの罵詈雑言+沈魚落雁が序盤の被弾集中で仕事を終えるのに対し、長野業正は8ターン継続的に被弾したい武将です。序盤特化の挑発とは要求が噛み合わず、素の耐久でそれなりに受けられる性能もあるため、挑発枠に戦法を割くリターンは大きくありません。
長野業正は武将特性「剛猛Ⅱ(自身が通常攻撃を受ける確率中幅上昇)」を3凸で解放できます。剛猛を解放している場合は挑発がなくても、通常攻撃を引き寄せる回数はそれなりに増えるでしょう。

代わりに推したいのが戮力同心です。表記発動率34%(Lv10)ですが統率依存の上乗せがあり、台湾版の実測(完凸・戦闘内統率366・80ターン)では約48.75%でした。回復量は知略依存回復にやや劣るものの、指揮戦法なので無策・封撃などの制御で止まらず解除もされない、継戦向きの回復です。長野業正の速度の遅さは同ターンでの被ダメを回復で吸収するためと思えば、速度の遅さも長所と考えることができます。
残り枠は統率依存でダメージを出せる三河武士・三河弓兵隊・僧兵あたりが候補です。特に弓・足軽運用なら特性「弓槍術Ⅱ」(足軽・弓兵レベル+2)と噛み合います
お勧めの兵学効果
- 先陣誘導+逆境Ⅱ+才気Ⅱ+恩顧Ⅰ
- 搦手の策+内助Ⅱ+仁愛Ⅱ+協同Ⅰ
- 殿軍救護+内助Ⅱ+協同Ⅱ+仁愛Ⅰ
自立の志などの挑発戦法を使わないなら先陣誘導がお勧め。挑発系戦法を使うなら搦手の策を推奨。長野業正以外のWアタッカー編成であれば殿軍救護で火力を底上げするのも選択肢に入ります。
長野業正の編成例
- 柿崎景家(縦横馳突+乗勝追撃)長野業正(戮力同心+三河武士)宇佐美定満(直言極諫+大智不智/追い崩し)
- 山本勘助(会盟の陣+大智不智)長野業正(戮力同心+三河武士/自立の志)大祝鶴(勇猛無比+所向無敵/電光石火)
- 明智光秀(七十二の計+奇策制勝)長野業正(戮力同心+三河弓兵隊)お初(恵風和雨+会盟の陣)
- 伊達晴宗(会盟の陣+気勢衝天)長野業正(戮力同心+三河武士)福島正則(一力当先+縦横馳突)
長野業正の編成幅は狭めです。固有の疲弊変換を回すには消沈の供給役が必要で、かつ被弾を前提とする副将だからです。消沈の供給について注意点1つ。行動順が消沈武将→長野業正の順でないと意味がありません。
上杉勢力で組む場合、相性が良いのは上杉謙信よりも柿崎景家です。上杉謙信と組んでも、長野業正は謙信の「溜め」を促進できないため、相乗効果は低めです。
有力なのは会盟の陣で明智光秀や大祝鶴と組む形です。明智光秀は自前で消沈を持つため、大智不智を用意しなくても、長野業正固有の「すでに消沈の相手には疲弊」の変換を起動できます。さらにS4実装の奇策制勝は会盟の陣と相性が良く、明智光秀を大将に据えた編成も面白い選択肢です。

大祝鶴は「自身が通常攻撃の対象にならないこと」が条件になる武将です。電光石火を採用して、自身を援護させるか、長野業正に挑発系の戦法を持たせて通常攻撃を引き受けさせると、より安定します。なお、推奨戦法の項では挑発系を非推奨としましたが、大祝鶴と組む場合は例外です。挑発の目的が「自身への被弾集め」ではなく「大祝鶴から通常攻撃を逸らすこと」に変わるため、期待値の計算が別物になります。
長野業正編成の対策方法
長野業正は弱体効果のバラマキと強力な回復に強みがある武将です。そのため、弱体解除や回復無効、追い崩しによる萎縮などの効果を持つ編成だと有利に戦えます。長野業正の固有は指揮戦法なので、消沈や疲弊は解除できませんが、明智光秀固有や大智不智による消沈は弱体解除可能です。回復無効は戮力同心や金城鉄壁による回復を妨害するため、大幅に耐久力を低下させるため、水攻干計は有効打になります。

追い崩しは指揮戦法と受動戦法を無効化します。長野業正固有と戮力同心は指揮戦法なので、追い崩しによる萎縮を受けると固有が無効化されます。追い崩しは単体対象なので、必ずしも長野業正を対象にできるわけではありませんが、有用な対策になると思います。
まとめ
- 長野業正は被ダメ引き受け+消沈・疲弊付与+回復を兼ねる耐久型の武将
- 固有「上州の黄斑」は通常攻撃を受けた翌ターンに75%で消沈、既に消沈の相手には疲弊に変換
- 特性「金城鉄壁」×「剛猛Ⅱ」で通常攻撃を集めて回復するタンク設計。3凸の剛猛Ⅱがあれば挑発なしでも被弾は集まる(挑発系戦法は非推奨・理由は推奨戦法の項)
- 伝授「戮力同心」は統率依存の指揮回復。徳川家康・馬場信春などにも適する
- 推奨戦法:S三河武士/S三河弓兵隊/S戮力同心 ほか
- Tier評価はTier1
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