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シーズン15:SP張宝とSP張梁

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目次

SP張宝

シーズン15でSP張宝が実装されます。特徴を見ていきましょう

  • 属性値は全体的に低い
  • 盾兵種のみS
  • 黄巾武将
  • アクティブ戦法(太平道法の黄巾効果や形一陣などが使用可能)

知力武将なのに知力をかなり低く抑えられています。これは後述しますが、黄巾+太平道法の組み合わせが強力だからということに加えて、黄巾武将を強くしすぎないという意識が働いていると思います。属性値=武将強度という観点で考えるとSP張宝はある程度凸が必要な武将と考えれます。

固有戦法:飛沙走石

奇数ターンに発動したとき、敵軍二人の知力を36(知力の影響を受ける)低下させる。1ターン持続。さらに相手に2ターンの水溺状態を付与する(ダメージ率58%、知力の影響を受ける)。

偶数ターンに発動したとき、ランダムな敵軍単体の武力と知力を置き換える。1ターン持続。さらに相手に砂嵐状態(ダメージ率108%、知力の影響を受ける)を付与する。2ターン持続

SP張宝の固有戦法は奇数/偶数ターンで効果が異なる戦法です。奇数ターンでは知力を低下させ、水溺状態を2ターン付与します。張角固有戦法は水溺/砂嵐状態の目標には恐慌付与率が上昇するため、張角固有戦法とは相性が良い効果だと思います。ダメージ率が低いので、指揮戦法の于吉と比べるとやや評価は低くなります

偶数ターンでは敵軍単体の武力と知力を置き換え、砂嵐状態を付与します。属性値の入れ替えは諸葛亮や張飛などの高属性武将が属性値を入れ替えられると火力は出ず、知力武将なら計略ダメージへの耐性も失われます。

砂嵐効果は単体なので、張角固有による恐慌付与率のサポートとしてはやや弱いと考えられますが、砂嵐と水溺の両方を付与できるのはSP張宝だけになるでしょう。いずれにしても、于吉と異なり、解除されるアクティブ戦法で、属性値とダメージ率が低いので、計略アタッカーとしては魅力に欠けます。三勢陣などで使うのも無理があると思います。

奇数ターンの効果検証

SP張宝の知力が376.79の場合、

知力を46低下させました。ベースが36なので、それほど伸びません。NPC朱桓に与えたダメージは、

と非常に低いです。朱桓の知力は72まで下げられたうえで、このダメージなので、対人のSP荀彧の警戒を消費させることは難しいかもしれません。張角編成は手数が少ないのが課題でしたが、SP張宝はそれを解決するのは難しいでしょう。

偶数ターンの効果検証

徐晃の武力が大幅に低下しました。呂布を対象にする場合は、より劇的に武力を下げますが、単体対象なので、アタッカーを対象にしてくれるかは微妙だと思います。あくまで戦闘中における属性値の増減なので、準備ターンに発動する指揮戦法などには影響を与えないものが多いです。

継承戦法:疾風豪雨

  • ランダムで敵軍武将に3~4回兵刃ダメージ(ダメージ率78%、回数を重ねるたびにダメージ率+6%)を与える
  • 3回目と4回目の攻撃で追加で1ターンの間持続する回復無効状態を付与する

勇壮飛燕の上位戦法です。勇壮飛燕と比べてダメージ回数が安定しており、回復無効を付与できます。手数も多く、準備ターンのない兵刃ダメ戦法としては優秀だと思います。速攻系の編成以外では回復戦法は多用されるため、回復無効付与は非常に有用です。

許褚や甘寧、SP関羽、張飛、関羽、呂玲綺などの武将に向いています。

SP張梁

SP張梁の特徴を見ていきましょう

  • 属性値は非常に低く、比較的速度と統率が高い
  • 兵種適性は槍兵のみS。張角や張宝は槍適性が低いので使いにくい
  • アクティブ戦法(太平道法の黄巾効果や形一陣などが使用可能)

最大の難点は兵種適性でしょう。

張角や張宝が使えない槍適性のみがSなので、盾適性をSにするのが使用前提になります。また属性値が低く、戦闘中の統率や速度を活かした戦法はそれほど多くない為、かなり使いにくい武将です。

固有戦法:集石成金

奇数ターンに発動したとき、味方全体の統率が68(黄巾武将に発動するとき、主将の魅力に基づく)上昇し、魅力が自軍主将より低い敵軍武将に回復禁止状態を付与する。2ターン持続。

偶数ターンに発動したとき、自軍がアクティブ戦法と突撃戦法から受けるダメージが24%(黄巾武将に発動するとき、統率の影響を受ける)軽減する。2ターン持続

奇数ターンに統率上昇。張角が主将の場合は魅力値を超える武将は劉備くらいしかいない為、大抵の場合は回復無効状態を付与できます(Lv50の場合、魅力に4振れば劉備を越えます)。張角を主将にしない黄巾編成は少ないので、この点はあまり考えなくてもよいでしょう。戦闘中における統率上昇効果をいかせるのは自身の偶数ターンに発動する固有戦法と草船借箭くらいだと思います。草船借箭は統率が50増加すると、約4%くらい回復率が変動したと思うので、それほど悪くありません。兵刃被ダメ減効果にもつながるため、弱くはありませんが、やや地味な効果です。

偶数ターンにアクティブと突撃戦法から受けるダメージが減少します。黄巾武将に発動する場合は統率の影響を受けるため、被ダメ減効果は強力なものになります。奇数/偶数ターンに発動する効果はどちらも強化効果を消失させる、荀攸や満寵などの固有戦法とは相性がよくありません。自軍全体を対象にする点と敵への与ダメ減ではなく、自軍への被ダメ減という点は高く評価できます。

将来的に戦闘中に統率を増加させると効果的な戦法が追加されれば、SP張梁の価値も高くなりますが、黄巾武将を前提とした戦法になっているため、汎用性は乏しく、張角+黄巾+太平道法+道綱など全て揃えるのが前提となる編成になってしまうでしょう。

奇数ターンの効果検証

奇数ターン発動の統率効果(張角の魅力は227.36)は

83.16でした。統率上昇は非常に大きく、草船借箭を使う場合は回復率が7~8%程度上昇するのではないかと思います。

偶数ターンの効果検証

SP張梁の統率が416.88(形一陣使用)の場合、

42.95%被ダメ減するため優秀です。ただし、黄巾武将を対象にする場合のみ、統率の影響を受けます。

絆効果:黄巾の乱(自軍全体の武力・知力を9増やす)

自軍全体の武力・知力を9増やす

絆効果は武力と知力を9増加させます。かなり効果としては微妙です。特にSP張梁は盾兵種適性がAなので、張梁を使うメリットは太平道法と黄巾効果だけなので、SP張梁ではなく、左慈や沮授を使った編成の方がよいと思います。

戦法や装備スキルとの相乗効果

重要:太平道法

太平道法は、

自身が黄巾軍の主将の時、黄巾軍の副将の固有戦法発動率を同様に増やす

という副次効果があります。従来はこの黄巾効果を活かす機会が少なかったですが、SP張宝やSP張梁が実装されたことで活かしやすくなります。雲起昇竜シーズンではカスタム武将を黄巾武将にできるため、太平道法の黄巾効果を活かすことができます。

SP張宝やSP張梁は準備ターンがないアクティブ戦法なので、固有発動率は張角の半分になりますが、発動率が60%を越えるので、充分すぎる上昇効果だと思います。

装備スキル「道綱」

張角専用装備スキル「道綱」は黄巾と仙人に効果を付与します。SP張梁は知力がそれほど高くない為、道綱の恩恵は小さくなります。仙人も対象なので、左慈や于吉で使う方がメリットが大きいように思えます。

黄巾の編成例

援護張角(太平道法+刮目相待)SP張宝(暫避其鋒+刮骨療毒)SP張梁(草船借箭+形一陣)
援護張角(太平道法+刮目相待)SP張宝(竭力佐謀+刮骨療毒)左慈/華佗/沮授(暫避其鋒+鋒矢陣)
援護張角(太平道法+刮目相待)SP張宝(暫避其鋒+形一陣/鋒矢陣)カスタム法正(竭力佐謀+刮骨療毒)

SP張宝とSP張梁の評価

SP張宝とSP張梁は属性値が低く、ダメージ率も低く抑えられており、太平道法や絆効果、装備スキルなどを加味して、やっとTier1.5~2程度の評価になります。属性値が低いので、ランクアップも必要です。SP張梁は兵種適性も使いにくいため、SP張梁は使わずに組んだほうが強度も出やすく、兵種UPの宝物を消費しなくて済みます。SP張宝は水溺と砂嵐付与できる点は張角と合わせて使用しやすいので、張角+SP張宝+αの編成は問題ないと思います。

基本的には継承戦法を優先で問題ないでしょう。SP張宝>SP張梁の評価なのでSP張梁で継承するといいでしょう。

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