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2024年12月19日アップデート所感

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2024年12月19日に武将と戦法のバランス調整予告が来ていました。調整内容について所感をまとめておきます。

情報を付け加えた動画版です

中華アップデートをまとめています

新兵法書「始計」と「用間」を考察した記事です

既存兵法書のバランス調整とアップデート全体の環境の変化を解説しています

目次

武将固有戦法の調整

劉備

劉備

旧:毎ターン自軍2人の兵力を回復~
新:毎ターン自軍2~3人の兵力を回復~

蜀の飛熊軍編成が大幅に強化されます。3人回復の確率は不明ですが、回復量はシンプルに増えます。劉備系の編成では桃園盾や天公盾などもありますが、基本的にどの編成も回復量が伸びるので強度上昇に繋がります。劉備の陣営を変更できるシーズンまたはカスタム武将の場合は飛熊軍の編成幅も広がるので、劉備の使用率は上昇すると思います。今回の調整の目玉になる調整だと思います。

SP諸葛亮

SP諸葛亮

準備ターンスキップの確率25%→35%(主将の場合は80%→100%

準備ターンのスキップ確率が上昇したことで、下振れ要素が大幅に減少。強度通りの結果が反映されやすくなりました。北伐槍が代表編成ですが、準備ターンを要する関羽や龐統、黄忠などと組み合わせるのも充分選択肢に入ります。陣営変更や潜龍陣などの編成では封印の価値が上昇している鍾会などと合わせるのも面白いかもしれません。

于禁

于禁

戦法発動後、初回の兵刃被ダメ増が削除

デメリットが削除。欲しい調整はそこじゃなくて、武力が重ね掛け可能になるとか、より火力が出せるように発動率の上昇や制御付与するなどの要素だったんじゃないかと思う。凡庸な戦法効果にだれもロマンを感じることはありません。

陳到/白耳兵

陳到/白耳兵

自軍全体が12%心攻を獲得する

やや強化。これで使用率が上がるかと言われると微妙。心攻効果が弱いわけではありませんが、白耳兵を入れるなら他の戦法を入れたほうが強いとか、白耳兵を入れる戦法枠がない、といった状況からはあまり変わらないのではないかと思います。孫権や陸遜などの呉槍編成では悪くありませんが、環境に与える影響は強いとは言えません。

麹義/先駆死士

麹義/先駆死士

ダメージを受けた時40%の確率→60%の確率
統率を21奪取→統率を21奪取(統率の影響

発動機会が増えたことで重ね掛けの状態を維持しやすくなりました。また、統率奪取への影響は実際に統率の影響がどれほどになるか次第ですが、これも好印象です。龐徳や孫尚香といった兵刃系の耐久編成を作る場合は合うと思います。いまだに麹義引けていないので、そろそろ欲しいです…。

戦法の調整

丹陽兵

丹陽兵

自軍全体の統率を36増加する

自軍全体の統率が36増加する効果が追加されました。36の増加は大きいものですが、欲しいのはそこじゃなくて、丹陽兵を獲得する条件の緩和だと思います。また、メタ要素が非常に強い兵種戦法なので、その点も問題だと思います。そのため、獲得条件の緩和か、計略ダメージではなく兵刃ダメージでも丹陽兵を消費するように変更する汎用性を伸ばす調整ですかね。もちろん後者の汎用性上昇はかなり強いので、よりバランス調整を必要としますが、この調整では丹陽兵の使用率は上がらないと思います。

独行赴闘

独行赴闘

すでに挑発状態の場合は60%の確率で自身が優先的に敵軍戦法の目標(名乗り上げ?)となる

挑発戦法は全体的に編成強度上昇をそれほどもたらさない戦法でしたが、益其金鼓に続き、独行赴闘も強化され、独自性の強い効果が追加されました。恐らく武鋒陣主将と同様の効果である名乗り上げを付与するのだと思います。条件はやや厳しく、「すでに挑発状態」かつ「60%の確率」なので、名乗り上げ状態にするのは簡単とは言えないと思います。

貂蝉固有と相性が良く、貂蝉に被ダメを集めて、敵武将に被ダメを分担させながら、多重制御を付与できるように魅惑と合わせると効果的だと思います。

奮戦力闘

奮戦力闘

最大2回重ねがけ可能→重ね掛け可能(回数制限なし)
自身が副将の場合、統率の上昇量と回復率は武力または知力の高い方の影響を受ける

知力の影響が追加されたのが最も大きな変更点でしょうか。知力の影響によって、陸抗が単体武将としては最大受益者になるでしょうか。陸抗固有は分担効果があるため、陸抗自身に被ダメが集まりやすいため、その被ダメを回復させるために奮戦力闘は効果的と言えます。しかし、陸抗はあくまで補助武将なので、奮戦力闘で回復するために1枠を使うべきか?と言われると、それはまた違うと思います。

飛熊軍編成ではより上位となる戦法があるため、代替戦法として使用は可能だと思います。回復率が高いため、知力の影響によって回復量は大きいものの、自身の兵力が減っていることと、負傷兵を自身が抱える必要があり、補助武将自身が回復することを優先すべき理由はやや乏しいのではないか?と思います。

個人的には武鋒陣主将にいいのでは?と考えます。例えば、左慈や貂蝉などの武鋒陣主将で被ダメを集めながら、自身が回復するなら用途としては悪くありません。この場合は知力振りよりは統率振りのほうが良いとは思うので、それほど今回のバランス調整の影響を受けません。

それ以外には王道の周泰でしょうか。周泰は負傷兵を抱えやすいため奮戦力闘は合う武将ですが、周泰には持たせたい戦法が多いので、奮戦力闘が入る要素はありません。以上のことから、奮戦力闘は強化され、使いやすくなりましたが、使用率的にはそれほど強い影響を受けない調整なのでは?と評価しています。

因利制権

因利制権

発動率45%→55%
速度の影響を受ける→速度または統率の高い方の影響を受ける

個人的には戦法調整の中では最も目玉の調整になったと思います。冷却時間がある戦法の割に発動率がやや低めに抑えられていましたが、55%に調整されて、かなり発動面では安定ラインに乗ったと思います。個人的には統率の影響を受けるようになった点も評価したいです。元々因利制権は速度の影響を受けるくせに、自軍では最も遅い行動順であることで最適化される戦法でした。というのが、

1ターン:A(因利制権発動)→B→C
2ターン:A→B(回避効果消失)→C(回避効果消失)
3ターン:A(因利制権発動)→B→C

1ターン:B→C→A(因利制権発動)
2ターン:B→C→A
3ターン:B(回避効果消失)→C(回避効果消失)→A(因利制権発動)

といった感じで発動順で回避効果で1ターン分損をしやすい戦法で、やや上級者向けの仕様の癖に、それほど強くなかった戦法でした。行動順の仕様という意味では使い方は変わりませんし、それぞれの武将の速度差は小さければ小さいほど(敵武将がAの因利制権発動前に割り込んで行動しないように)安定した効果を期待できます。

最速で使用する場合は、Aの速度が非常に速く、BとCが非常に遅ければ、A→敵A→敵B→敵C→B→Cといった順であれば、因利制権の回避は最適化されます。ただ、BとCが敵武将よりも後に行動するかは不確実なので、上記の使い方がいいのでは?と思います。

今回の調整は統率の影響を受けるようになったので、無駄な速度振りをする人が減る点も評価しやすいですし、速度値の上限と統率値の上限は大きな差があるため、回避率の付与値も大きくなる可能性があります。ただ、速度値の補正値は統率とは異なる可能性もありますし、そのほうが本来フェアだとも思います。なので、実際の補正値は確認が必要だと思います。

因利制権はSP荀彧系の編成と相性が良いです。警戒スタックの消費を抑えられますし、耐久編成が多いため、因利制権を入れやすいと思います。ベスト戦法というよりはベター系の戦法ではあるので、過信は禁物だと思います。荀攸や満寵、龐徳のように強化効果を解除してくる武将もいますし、必中系で無効化される可能性もあります。

義心昭烈

義心昭烈

アクティブ戦法による被ダメージ14%減らす→20%減らす
自身の兵力が戦闘中初めて40%未満→80%未満
1ターン持続→2ターン持続

大幅に強化されました。知力の影響による補正値がどれくらいになるかが気になります。対アクティブに強みはありますが、SP郭嘉に強みがない戦法というのがかなり微妙です。分担効果も2ターンしかないため、その点も微妙です。80%未満はすぐなってしまうので、分担効果も序盤から中盤には失われるので、せめてもう少し効果が続いてくれればというところ。

使用武将としては劉備や左慈、華佗あたりでしょうか。この戦法は回復効率を上げるための戦法と言ってもいいかなと思うのですが、そのために1枠を使うにはもったいない、、、という評価です。また、義心昭烈は劉備を継承という意味でも使うことを考えるべきではないと思います。現在の劉備はかなり強いので、継承は非推奨です。

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