許攸の編成解説【官渡の戦い】

2023年3月20日

シーズン10：許攸

許攸はシーズン10「官渡の戦い」で実装された武将です。兵種適性は兵器以外はAとなっており、属性値は統率と知力がまずまずといった内容です。

固有戦法：慠睨王侯

戦闘中、敵軍の間隙を15個見抜く
間隙は敵軍全体に分散しており、敵軍単体が通常攻撃を受けたときに間隙を1つ暴露する
暴露された間隙1つに付き、武力・知力・統率・速度を3%低下（知力の影響を受ける）させ、重ねがけ可能
単体目標にある間隙をすべて暴露した場合、1ターン虚弱にし、被ダメージを15%増加（知力の影響）2ターン持続
すべての間隙を暴露すると、敵軍二人の武力・知力・統率・速度を20%低下（知力の影響）、戦闘終了まで継続

間隙の偏り

間隙は分散しますが、1武将あたり4~7の間隙で、それ以上でもそれ以下の数字を見たことがないため、偏りすぎることはないようです。

通常攻撃回数が重要 – 太史慈・呂布・賈詡などと相性が良い

間隙は通常攻撃によって暴露されるため、通常攻撃の回数が重要になります。そのため最も相性が良いのは太史慈です。太史慈は固有戦法によって常に連撃状態なので、最大で16回通常攻撃を行えます。また、計略系の武将であれば奇正剛柔などで多少通常攻撃回数を増やせます。そのほかにも呂布なども固有戦法で通常攻撃を3回行えるため、一人の武将の間隙スタックを大幅に減らすことができます。

属性値は戦闘終了まで低下 – 6割近い属性値減少

1回の間隙暴露で、約4%強の属性値を下げます。この低下率×間隙数に加えて、

すべての間隙が暴露されると33%近くもの属性値が減少します。仮に間隙数が5だった場合5%×5＝25%＋33%低下するため、約60%近くの属性値が下がります。これは中盤から後半にかけて強い大尉盾相手だと、司馬懿が火力を出し始めるくらいには間隙をすべて暴露できれば司馬懿の火力が出なくなります。また、太史慈に剣鋒破砕を持たせると更に火力が出なくなります。

呂布や太史慈といった低知力武将が司馬懿の刮目相待を食らっても、この程度のダメージになります。

封印が苦手

許攸は通常攻撃主体の編成になります。特に太史慈はコア武将となり、通常攻撃を封じてくる意気衝天やSP袁紹などを苦手とします。間隙を暴露できなければ編成コンセプトが瓦解するので、注意が必要です。また、すべて暴露しても許攸が落ちると、間隙が消失し、属性値が回復してしまいます。許攸がなるべくやられないように被ダメ減や回復などで保護が必要です。

継承戦法：即断即決

許攸の継承戦法は即断即決です。

兵力が最も高い敵軍単体に自軍全体を挑発させる
目標の被ダメージを20%増加させる、1ターン持続

即断即決はアクティブ戦法かつ、発動率40%、持続ターンが1ターンです。単体のみの20%固定で被ダメ増効果が生まれるため、非常に弱い戦法だと思います。安定して発動しない、対象は「兵力が最も高い武将」なので、ダメージが無駄に分散します。更に自軍全体への挑発なので、援護などがあれば意味がなくなります。せめて、敵主将を対象にするとか、被ダメ増が知力の影響を受けるとか、持続ターンが2以上あるとか、アクティブではなく、指揮戦法であるとか、何か追加でないとまったく活用余地がないと思います。

そのため、許攸は継承する必要はないと思います。

許攸は名将ガチャ専用

許攸はPK武将ではありません。そのため、覇業ガチャやシーズン名将ガチャなどには登場しないため、名将ガチャで引く必要があります。これは恐らくシーズン1からの追加武将として扱われるからだと思います。そのため許攸を手に入れるには初期名将ガチャで気合を入れて引く必要があります。

勢力特性や登用令がある官渡の戦い向けの武将

許攸は太史慈とベストマッチする武将です。許攸は群武将なので、官渡の戦いにおける「登用令」を使うと群陣営で揃えて運用が可能です。または孫策勢力で呉＋呉＋許攸、袁紹勢力で任意陣営＋群＋許攸なども可能ですが、いずれにしても官渡の戦い専用の編成法になります。もちろん陣営を揃えずに編成も可能ですし、三勢陣などで組むことも可能です。

そのため、許攸で遊びつくしたいという人は官渡の戦い開始時の初期名将で当てて、組む必要があるので、中々課金圧が強い武将といえます。