軍令システム
陳倉の戦いシーズンで最も複雑でとっつきにくい仕様が軍令システムです。私も最初触ったときはどう使っていくか悩みましたが、使っていくと案外すんなりと理解できました。今回の記事では軍令システムを実際に使ってみた感想を書いていきます。
軍策府
軍策府は威名を貯めることでレベルをあげることができます。レベルを上げると様々な秘策を獲得でき、部隊強度の上昇や、軍令の強化、武将のレベルを上昇させれます。
軍令-計略
深慮熟思は任意の軍令のレベルを引き上げ、消費コストを低下させます。これはシーズン開始時から軍令レベルがMaxの「王令」になっています。この軍令を使ってほかの軍令を強化し、軍令コンボを決めていきます。
軍令は使用すると威名を獲得し、軍策府のレベルを上げることができます。そのため、軍令はなるべく数多く発動させるとほかのプレイヤーよりも有利にシーズンを進めれます。
上記は勇士召集という軍令ですが、威名+1125と書いてある通り、この軍令を使用すると威名が1125増加します。右上に書いてあるのが消費する軍令ポイントになります。軍令ポイント3を消費して1125の威名獲得はそれほど効率が良くありません。
軍令レベルを引き上げ、消費コストを下げた軍令は消費ポイントが0になるものもあります。なるべく軍令ポイントの消費を抑えて、数多く軍令を消費し、威名を獲得、軍策府のレベルを上げて成長につなげていくのが、陳倉の戦いシーズンでは非常に重要なポイントになります。
ちなみに威名は戦闘によっても獲得できます。戦功の7%が獲得できる威名なので、再序盤は戦闘よりも軍令消費をうまく回すほうが軍策府レベルをあげるのに有効です。
軍令レベルを引き上げる
深慮熟思以外にも軍令レベルを上げる方法があります。
霊機一動は手札の軍令をレベルアップできます。これは軍策府レベルを上げていくともらえる秘策になります。基本的には深慮熟思と霊機一動が軍令レベルをあげる手段になるので、序盤から無駄遣いせずに効率的に使っていく必要があります。
軍令刷新
軍令刷新は手札にあるすべての軍令を更新します。ロックした手札以外は全て捨てて新しく引き直す軍令になります。再序盤は軍令ポイントの上限が3と少なく、消費する軍令ポイントが多いので、最悪1枚しか軍令が使えない場合もありますが、中盤以降は軍令ポイントの上限も増え、軍法などを活用すると消費する軍令ポイントを減らすことも可能になります。秘策の集思広益でも同じ効果を得られます。
序盤はなるべく温存しておきたい秘策ですが、ポイントを余らせるくらいなら手札を更新したほうが良いです。
移花接木
移花接木は手元の軍令から1つ選んで捨てた場合、捨てた軍令と同じタイプの新たな軍令を手に入れます。計略タイプの軍令に使用したら、手元にある計略タイプの軍令以外のものに変わります。レベルが上がると消費コストが下がり、新しく獲得した軍令の消費コストを低下させます。王令まで上げると50%の確率で軍令ポイントが返還されます。
軍令は山札に1枚しかないカードと考えるとわかりやすいです。兵略や補給タイプの軍令は2種類しか軍令がないので、Aの軍令に移花接木を使用するとかならず、Bの軍令が入手できます。個人的には使いにくい整兵堅塞(士気上昇)に移花接木を使用し、以逸待労にするときによく使っています。補給タイプの勇士召集を五穀豊穣に変更するのも中盤以降では多用する使用先だと思います。
以逸待労
以逸待労は武将の体力を回復させます。最大で30回復できますが、軍令をもう1度発動させる妙算効果が乗れば60回復が可能です。序盤から中盤はレベリングや土地オセロ、攻城など体力を多く消費します。上記にも書きましたが、兵略タイプは2種類しかないため、手持ちに整兵堅塞がある場合は移花接木で以逸待労に変更ができるため、使う機会が何かと多い軍令だと思います。軍令レベルMaxの王令まで上がると消費コストが1まで減るので、移花接木で以逸待労に変更した場合は「新しく獲得した軍令の消費コストが一時的に1減少する」効果があるため、コスト0で使用ができます。
軍法
軍法厳明
軍令ポイントを入手する軍法厳明はシンプルに使いやすいです。再序盤は軍令の上限が低いため、再序盤は軍法厳明が使いやすい軍法だと思います。
整軍経武
整軍経武は軍令台の手札が更新されるときにランダムに手持ちの軍令札のコストを1減少させます。軍法厳明と比べるとランダムに減少するので、やや運の要素があります。
整軍経武の良さは軍令刷新や秘策の「集思広益」による手札を更新するときに発揮します。毎朝5時に軍令は更新されますが、その時に手札にある軍令のコストがランダムで1減少し、軍令や秘策によって手札を更新した際に、更にランダムで1減少するため、手札を更新する機会が多いと整軍経武の効果によって軍令を数多く使用できます。
序盤は軍法厳明でポイント獲得のほうが使いやすいですが、中盤以降で軍令レベルが上がり始めると整軍経武によるコンボ重視の軍令回しのほうが強力だと思います。
軍行九変
軍行九変は軍令ポイントを消費することで軍令を一括更新が可能になります。手札の更新は非常に重要です。特に深慮熟思を数多く引く有効な手段になると思います。移花接木によるコンボも繰り返し行いやすくなります。ただ、手札の更新によって軍令ポイントを消費するので、軍令ポイントの上限が少ない序盤から中盤にかけてはこのコストはやや重たいのではないかと思います
中盤以降は手持ちの軍令札も増えますし、上限ポイントも5になるので、欲しい軍令を引き、使用する機会が増えるので中々強い軍法になると思います。
歩一歩
歩一歩は手札の更新時に計略タイプの軍令を1つ獲得できる軍法です。計略タイプの軍令は重要な軍令が多く、特に序盤から中盤にかけて数多く引きたい深慮熟思や軍令刷新、移花接木などを含んでおり、中盤でより軍令を強化する奇策再出や錦上添花も有用です。中盤から終盤にかけては謀定後動+作戦タイプの軍令を使用して、戦闘を有利に進めます。歩一歩は序盤から終盤まで有用な軍令を多く入手ができるため、おすすめの軍法になります。
使用している軍法
私が使用しているのは整軍経武+歩一歩です。序盤から終盤までは隙が無い組み合わせだと思います。軍法は一度選択しても、選びなおすことは可能ですが、クールダウンが5日と長めに設定されているため、計画的に変更しましょう。軍策府は最大50レベルまであるので、それまでは軍令を数多く使用できる軍法を選ぶべきだと思います。軍策府のレベル上げを考えなくてよくなったら、作戦タイプや補給タイプの実利のある軍令を重視した軍法を選ぶとよいでしょう。
中盤以降は箪食壺漿に変更?
序盤から中盤までのコツ
と覚えるといいでしょう。計略タイプは深慮熟思を引いたら、軍令刷新=移花接木>以逸待労の優先順位で軍令レベルを上げるとよいでしょう。それ以外では補給タイプの五穀豊穣や勇士召集のレベルを上げてもよいです。それ以外の軍令は再序盤は無視で大丈夫です。
秘策
軍策府レベルを上げると軍令レベル上げや手札の更新、軍令ポイントを回復させるなどの秘策を獲得します。基本的に軍令レベルを上げる霊機一動は優先順位に従って使用しましょう。軍令ポイントの消費を抑えるため、使っていくほうが得です。
軍令ポイントが余る場合は集思広益で手札を更新しましょう。逆に使いたい軍令があるのにポイントが足りない場合は良策採用を使用するか、軍令をロックして、翌日に使えるようにしましょう。
虚心坦懐
軍策府レベル5と13で「虚心坦懐」を獲得できます。これは軍令ポイントの上限を1増やし、軍令数が永続的に1枚増加します。まずは軍策府レベル5と13を早期に達成しましょう。
軍法
軍法は軍策府レベル20と30で軍法枠を1つ解放します。
最初に取る軍法は軍法厳明か整軍経武が良いと思います。軍令ポイント重視のほうが使用できる軍令数は多いと思います。中盤から後半にかけての伸びを重視するなら軍行九変で手札を更新して、深慮熟思を獲得する機会を増やすとよいでしょう。軍策府レベル30までの伸びは遅くなると思いますが、軍令レベルの底上げはやや早くなると思います。
軍法枠2つ目では歩一歩がお勧めです。計略タイプの軍令が確実に1つ入手できます。序盤から終盤まで計略タイプの軍令は重要です。中盤以降では軍令刷新+整軍経武+歩一歩で軍令を回転させるのが強力ですが、奇策再出の妙算効果を永続的に付与できるように奇策再出を使用していきましょう。
また錦上添花も永続的に贈呈効果を付与できますが、妙算>贈呈と評価しています。
理論上は下記のようなことも可能
軍令に必要なものが含まれており、「妙算」や「計略」がすべて発動し、軍令刷新で必要な軍令が来れば上記のことも可能。312万の糧食は簡単ではありませんが、100万以上の糧食であれば十分可能なので、軍令+内政は切っても切り離せません。
作戦
作戦タイプの軍令は基本的に後回しにして、中盤以降で育成を検討しましょう。部隊数が増えて、作戦タイプの軍令効果をより活かせるようになるまで放置で構いません。中盤以降になると謀定後動や移花接木を作成タイプの軍令に使えるようになると、より作戦タイプの軍令を活かしやすく、使いやすくなります。
天授の幸
天授の幸は軍令タイプの中でもレア軍令になります。ロックはできずに、他の軍令の影響を受けません。入手したら次の更新までには使用しましょう。追加戦功50%はかなり美味しく、天授の幸vs天授の幸の戦いの場合は戦功が5000以上も当たり前に入手できるようになります。4連勝くらいで戦功10000以上稼げますし、有効時間は24時間あるので、絶類離倫(戦功2万以上)を未達成の人は陳倉の戦いは実現するチャンスです。
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