マシュマロで上記質問が来たので回答を書くのと、もう少し詳細に解説します。
孫尚香騎馬:質問回答
どちらが良いかと言われたらどちらでもいいと思います。 基本的にはアレンジ版はやや別編成という印象です。意気衝天が入っていない為、編成の相性が大幅に変わります。封印が刺さりやすい編成への強みはまったくありません。
鋒矢陣を使用する場合
鋒矢陣の場合は副将に被ダメを集めさせた方が耐久性が上昇します。そのため、一般論では援護をつけた方が被ダメコントロールしやすくなります。 アレンジ版は鋒矢陣を主将への火力上昇効果を中心に考えているように思います。 トータルで考えれば、副将に被ダメを集めさせて、主将で火力を出す編成ですが、 援護などで被ダメを集めることが難しい場合はやや鋒矢陣が もったいないように感じます。凌統もアタッカーとしては優秀です。凌統固有は自身を必ず対象に含めるため、孫尚香より火力を出す場合があります。破軍威勝による会心ダメージは非常に強力です。
鋒矢陣のリスク
凌統戦法:千軍一掃/疾風豪雨/臥薪嘗胆/避実撃虚
次に千軍一掃と意気衝天のコンボについてですが、 千軍一掃はダメージ率が良い戦法です。 臥薪嘗胆はダメージ率が96%×2なので、ダメージ効率が低い戦法です。制御効果は強力ですが、ダメージ重視で選ぶほうがテンプレ型は特に良いと思います。
疾風豪雨は78%×3or4なので、千軍一掃のほうがダメージの期待値は高いです。疾風豪雨は単体指定なので、敵武将が落ちてる状態であれば、ダメージ効率は疾風豪雨のほうが上です。
避実撃虚のダメージ効率
もう一つ、避実撃虚も悪くありません。A戦法なのでダメージ率は高くありませんが 統率が低い武将を狙い撃ちするため、ダメージ効率が高い戦法です。 孫尚香騎馬は裸衣血戦や破軍威勝などで統率を下げる編成なので、 破軍威勝+避実撃虚による狙い撃ちコンボで1武将を落としきるというのも、面白い編成方法ではないでしょうか。
意気衝天の注意点
意気衝天を使う場合の注意点は対SP荀彧との速度です。 周泰はそれほど速度が速いわけではないため、 SP荀彧よりも速度を伸ばすのは簡単ではありません。 敵のSP荀彧のほうが先行する場合は意気衝天による封印を 孫尚香にも付与される可能性があるため、やや相性が低下します。
意気衝天の代替としての鉄騎駆馳
意気衝天を使わない場合は鉄騎駆馳も良いと思います。 鉄騎駆馳はアップデートでアクティブ戦法の発動にも統率下げ効果が生じます。 周泰主将の場合は「対象の残り兵力が自軍主将より低い場合」という条件がクリアしにくくなるので、凌統主将で運用しても良いでしょう(※周泰主将のほうがお勧め)。 鉄騎駆馳は襲撃を付与し、凌統固有による先行付与があるため、 高確率で先行できます。意気衝天は敵に通常攻撃をさせませんが、 鉄騎駆馳の場合は敵の攻撃の前にダメージを与えて有利を作り出します。
自爆隊としての序盤特攻型コンセプト
安定の虎踞鷹揚ではなく上振れ火力の百騎劫営を使用すると、 鉄騎駆馳もより火力重視でよい選択になるかと思います。 孫尚香騎馬は安定ダメージを与えるよりも、百騎劫営を採用し、序盤特攻型編成として、自爆隊運用を推奨します。
裸衣血戦は連撃効果がある3ターンまでに勝負を決める編成コンセプトを守るほうが強いと思います。3ターン目以降にもつれると勝率は大幅に低下し、兵損も増えるので、主将周泰が3ターン目前後で落ちるように兵力を調整すると兵損は減りますし、上振れすれば3ターン以内に敵部隊を抜けるので戦闘回転率は増えます。2部隊目に先行して同時着弾すれば、2部隊目の勝率は上がり、戦功も稼ぎやすいと思います。
虎踞鷹揚:封印対策について
S16時点での環境を考えると、号令持ちのSP袁紹がどれだけ増えてくるかによって、虎踞鷹揚を優先すべきか、百騎劫営のほうが良いか?という判断にはなると思います。SP馬超が実装されると封印編成が確実に増えてくるので、虎踞鷹揚の需要は高くなると思います。
鋒矢陣型の編成を選ぶ場合
ただ、孫尚香の凸数が多く、凌統が無凸の場合は鋒矢陣型も面白いかもしれません。 質問者さんの場合は孫尚香4凸と凌統が2凸なので、 テンプレ版でもアレンジ版でもお好みな編成を選ぶとよいと思います。
重要:孫尚香→凌統の行動/速度順
臨鋒決闘型の考察
また質問内容に含まれていませんが、アレンジ版で虎踞鷹揚を使用するなら臨鋒決闘でもよいと思います。臨鋒決闘で 封印対策を施しつつ、上振れを狙った編成も悪くはないでしょう。裸衣血戦を凌統に持っていき、裸衣血戦+剣鋒破砕などにするのも 選択肢に入ります。臨鋒決闘型の場合は臥薪嘗胆で恐慌付与を狙うのは有効かもしれません。
テンプレ版と異なり、裸衣血戦による序盤自爆特攻ではなく、 序盤と中盤に押し切る形になるのと、下振れると何もできないに等しいのが デメリットにはなりますが、少し違ったパターンも提案しておきます。
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