シーズン6:SP諸葛亮
シーズン6から追加されるSP諸葛亮について解説します。武将評価から言うと、SP諸葛亮の固有戦法は安定性が低いです。発動数が上振れして、かみ合ったときは非常に強力だが、かみ合わなかった時は空気という印象です。編成や属性値に関しても癖があるため、その点を解説していきます。
SP諸葛亮と諸葛亮の異なる点
SP諸葛亮は通常諸葛亮と比べて属性値が異なります。
- 統率上昇値が減少、速度上昇値が増加
- コストは7から6に減少
統率の上昇値が大幅に低下しているため、兵刃ダメージに弱くなりました。基礎値は非常に高いので、兵刃ダメージに弱い武将というわけではありません。速度上昇については速度の重要性について後述します。
固有戦法:錦嚢妙計
- 奇数ターンは25%(知力影響)、偶数ターンは65%(知力影響)の確率で友軍固有アクティブ戦法の発動を100%にする
- 25%(主将の場合は75%)で準備ターンをスキップさせる
- (主将)固有発動時敵軍単体に計略ダメージ45%(知力の影響+知力差)
- バフは1ターン持続。バフは「更新」される。
錦嚢妙計の注意点、活用方法
戦法をまとめると上記のようになります。注意点は、
- 自身のターンでバフ付与するため、行動順が重要。
- 自軍内の行動が最後だと、1ターン目と8ターン目を損することになる。
- しかし、速度属性の上昇値が通常諸葛亮と比べて上昇したとしても低速度武将であることは変わらない
- 八門金鎖などで先攻付与し、主将にすることで1ターン目から付与可能に(先攻バフが切れると行動順が変わるので注意)
- 兵法書:謀定後動を友軍武将にセットするとダメージを大幅に強化しスキップ可能
- SP諸葛亮の固有は効果を「更新」する
- 友軍の準備ターンが必要な戦法が準備ターン中にバフ付与されても、準備ターンはスキップされない。
- 友軍武将が「疾戦突囲」持ちであれば、準備ターンスキップの確率が上昇する
- 剛勇無比や勇猛果断などの戦法を友軍武将に加えると発動数増加+戦法火力が増大する
行動順について
画像の通り、SP諸葛亮のターンに固有バフを付与します。そのため、友軍がSP諸葛亮より早く行動をすると、バフを付与しても2ターン目以降の発動になります。以下の画像を見てください。
また、関羽の固有が先に発動、準備ターンに入った後に、SP諸葛亮がバフ付与しても準備ターンはスキップしません。関羽がすでに準備ターンに入っている上図3ターン目にバフ付与されてもバフ更新されるだけです。その後関羽のターンに関羽固有が発動し、SP諸葛亮の固有バフは4ターン目に消失します。
固有発動率や準備ターンスキップの知力影響がどれだけあるのか?が不明のため評価はしにくいですが、奇数ターンでの発動はそれほど期待できる数値ではないのではないか?と思います。奇数ターンは良くて40%程度、偶数ターンは80~90%の間くらいでしょうか?
準備ターンありの武将に固有バフ付与されるケースで有用なのは準備ターンをスキップする場合です。スキップしなかった場合は有用さをそれほど感じることができません。
しかし、低速度のSP諸葛亮で如何に先攻を取るか?
先攻する方法
自軍全体の耐久性が向上した上で、SP諸葛亮を主将にすることで、主将効果+先攻を獲得できます。先ほども書いた通り、SP諸葛亮が自軍内で最初に行動ができれば、友軍へバフを付与し、対象となった友軍武将は固有戦法を1ターン目から発動できます。
例えば、関羽の固有が100%発動+準備ターンをスキップできれば、敵全体にダメージ+封印・砕心を付与できるかもしれません。これは大きな利点になります。
ただ、仮に1ターン目に準備ターンをスキップできれば、2ターン目は固有バフの付与率は高いため、連続発動が期待できます。連続発動のアドバンテージはかなり大きなものになるでしょう。
相性が良い武将
SP諸葛亮よりも速度が高い武将は関羽と法正です。それ以外の龐統、黄忠、張角、程昱はSP諸葛亮と同等レベルで先攻するのは難しくありません。上記武将の固有戦法はいずれの武将も強力です。
また黄忠と張角は「疾戦突囲」を持っているため、SP諸葛亮の準備ターンスキップが不発でも、疾戦突囲で準備ターンをスキップする場合があります。よって、80%ほどの確率で準備ターンのスキップが可能になります。
SP諸葛亮の推奨編成
SP諸葛亮は友軍武将の固有アクティブ戦法の発動率と準備ターンをスキップするバフを付与します。そのため、固有戦法がアクティブ戦法である武将と組む必要があります。また準備ターンあり・なしのオススメはありません。準備ターンスキップの確率は75%、疾戦突囲を利用しても最大80%程度です。SP諸葛亮の上振れを期待した編成にするなら、準備ターンスキップに賭けるのもいいでしょう。しかし、上記に書いた通り、準備ターンに入っているターンに固有バフを付与しても無駄うちになってしまうので、かなり不安定な編成にはなってしまいます。
シーズン6:西蜀の智(SP諸葛亮 龐統 法正)
絆編成の詳細についてはこちらをご覧ください
火力面は龐統にほぼ依存しています。太平道法+無當飛軍によって火力は期待できます。SP諸葛亮の固有バフによって龐統固有の発動数が増えれば勝ちパターンです。特に1ターン目から発動できれば、鉄鎖連環と無當飛軍によっても大きなダメージを期待できます。
代替戦法
上記のように代替可能です。
シーズン6:蜀槍編成(SP諸葛亮 関銀屛 関羽)
関銀屏と関羽は元々高い速度を持っていますが、速度は振っておきましょう。関銀屏には兵法書の速戦を入れています。速度重視なので、奇計良謀を代替戦法として使うのもいいでしょう。制御系の編成は先攻することが重要なので、速度振りは意識していきましょう。
1ターン目からSP諸葛亮の固有バフを付与できるように、八門金鎖を入れています。序盤ターンで複数制御を入れていければ戦闘をかなり有利に進めていけるでしょう。
関銀屏に関しての解説記事はこちらをご覧ください。
代替戦法
上記のように代替可能です
シーズン6:蜀弓編成(SP諸葛亮 黄忠 法正)
SP諸葛亮と黄忠は高相性です。疾戦突囲によって準備ターンスキップ率が高く、火力リターンが大きいためです。剛勇無比との組み合わせで更に火力期待ができます。
制御に弱いSP諸葛亮ですが、法正の固有で制御耐性を付けられる点は加点ポイント。刮骨療毒を採用できれば、傷兵支援の発動数も増えるでしょう。法正の兵種適性をS推奨ですが、他に候補があればそちらを優先でいいと思います。
代替戦法
6軍以降での編成提案
SP諸葛亮は5軍以内の主力運用よりも余った戦法で6軍以降で組むくらいのほうがいいのではないか?と思っています。理由はあまり安定しない印象が強いからです。ランクアップが進めば固有発動数は増えると思います。しかし準備ターンスキップは75%固定+疾戦突囲が最大値になるので、主力にするには不安定すぎる印象があります。
黄忠を加えたSP諸葛亮編成は比較的武将も余りやすく、戦法の代替もしやすいと思います。また法正の代替武将として厳顔も候補にあがります。厳顔のメリットは洞察効果に加えて、対三勢陣に強みがある固有戦法だからです。特に主将に砕心付与、持続2ターンは強力なカウンターになります。
SP諸葛亮や黄忠、法正または厳顔などの編成は他編成でよく使われるわけではないので、主力ではない編成としても悪くない選択なのではないか?と考えました。
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